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2017年12月12日

帰国手続きにも必要なことが多く大変な負荷になる

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人が死ぬのは、日本でも海外でも同じです。大切な人を亡くしてしまい、その人の冥福を祈りながら送り出します。日本では、一般的に必要とされている金額は、海外に比べて高いといわれています。それぞれの事情が関係してきますが、比較してみると国々によって大きな差がでることも珍しくありません。

普段、日本で生活していても、旅行や出張などで渡航している人も少なくありません。そんな人が、何かのきっかけで移住したり、短期間の滞在の間に死を迎えることもあります。そうなってくると、遺された家族も哀しみを堪えて、行動にしなくてはいけません。

移住している場合だと、現地での葬儀も視野に入れることがあります。そこでの生活をしており、国籍を移している場合もあるからです。また、家族全員で移住している場合は、日本に帰国しても迎えてくれる親族がいないことも考えられます。中々、日本の宗教でするのは難しいかもしれません。しかし、出席者が家族だけであるのなら、自分達の宗派のやり方で進行していくこともできます。また、埋葬時などでは、現地の習慣が基本になります。日本では、火葬が一般的ですが、土葬をしている地域もあります。これらのことは、個人で覆すことは難しいので、その習慣を受け入れるしかありません。反対に、旅行中などの事故や病気で死んだ場合は、手続きを終えてから、日本へと帰国することになります。日本大使館などのサポートを受けながら、必要な書類と手続きを進めていきます。